素敵な女性

2012年04月22日

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ 

開店してから一ヶ月が経ちました。

少しずつ整ってきたところもありますが、大半はまだまだ模索中です。

休日もあれやこれや奔走し、休日にはなりません。起業したが最後、仕事とプライベートの切り分けは難しいのでしょう。家族でやっていると、なおさらです。

「静かなところで、一人、頭を空っぽにして、のんびりしたいなぁ~」

そんな言葉が口をつきそうに…。

弱音を吐きたくなったとき、心に浮かぶ言葉があります。

自分の感受性くらい  自分で守れ  ばかものよ

詩人 茨木のり子の詩「自分の感受性くらい」の一節です。

かかりつけの接骨院の待合室の本棚で偶然見つけ、以来、私のバイブルになりました。自分を鼓舞するために、全文、書いてみます。

 

ぱさぱさに乾いていく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

 

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

ぐうの音も出ません。 

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